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1997-10-10 ArtNo.12364
◆＜馬・印尼＞鉄道リンクも
【ジャカルタ】インドネシア政府は北部スマトラ島と半島マレーシアを結ぶ大橋の建設を請け負ったデベロッパーに、同橋梁に鉄道リンクも含めることを提案した。
ハルヤント・ダヌティルト運輸相が火曜ジャカルタ・ポストに語ったところによれば、鉄道は両国の乗客／貨物の往来を確保する上で不可欠である。また国営鉄道会社プルンカのスミノ・エコ・サプトゥロ社長によると、大橋の建設を委ねられたデベロッパーは既に、プルンカに大橋の設計段階における協力を要請している。
インドネシア政府は今年8月、全長95キロの大橋建設を承認、スハルト大統領の末娘シティ・ヘディヤト・ヘリヤディ・プラボウォ女史に率いられるＰＴマリンド・トランスマドゥとマレーシアのレノン・グループが関係合弁協定に調印した。ユニティー・ブリッジと命名された幅36メートルの大橋には有料道路、電力／水／ガス輸送パイプライン、通信ケーブルが設けられる。
しかし通貨危機に見回れたインドネシア政府は先月、大幅な支出削減計画を発表、棚上げされるプロジェクトにはユニティー・ブリッジも含まれていた。(STAR,ST,BT:10/9)
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