SEAnews 1997-10-06 ArtNo.12305

【カルカッタ】地元のエスコーツとヤマハ発動機の50：50の合弁会社エスコーツ・ヤマハ・モーターCo Ltd(EYMCL)はハルヤナ州グルガオンに500クローを投じてスクーター工場を建設する。
ＥＹＭＣＬのアニル・カチャル重役(GM)が3日催された新車ＲＸＺの発表会で語ったところによると、ヤマハは目下如何なるモデルをインドに投入するか研究していると言う。
国内モーターサイクル市場で28％のシェアを握るエスコーツは最近モーペッド市場に進出、50ｃｃのToro Rosaモデルを売り出した。同社は来年初には100～150ｃｃの4ストローク・エンジンを搭載、リッター当たり60キロの走行性能を備えた新モデルの市場投入も予定している。
この日発売されたＲＸＺは2ストロークの132ｃｃエンジンを搭載、市販価格は4万3500ルピー、初年度に3万台の販売を目指している。同社はまたヤマハの協力を得て既存モデルのカスタマイズも手がけていると言う。(IE:10/4)