1997-10-06 ArtNo.12302
◆<馬>ロールスロイス、MASとエンジン部品製造協議
【クアラルンプル】ロールスロイスはマレーシア航空(MAS)と、マレーシアで航空機エンジン部品を製造する合弁協議を進めている。
ロールスロイス・インターナショナルLtdのジョナサン・アシャーソン地域主任が3日語ったところによると、両社は昨年報じられた合弁事業に関して突っ込んだ話し合いを進めており、協議は向こう2~6ヶ月間に妥結する見通しだ。
昨年7月ロールスロイスのサー・ラルフ・ロビンズ会長はナショナル・キャリア系列会社とのエンジン部品製造合弁に関心を表明していた。アシャーソン氏によると、MAS側も積極的な姿勢を見せている。
MASは最近発注した11機のボーイング777-200IGWと4機のボーイング777-300にロールスロイス・トレント892エンジンを搭載する方針を決めており、これまでに777-200IGW4機の引渡を受けている。(NST,STAR:10/4)
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