1997-10-04 ArtNo.12279
◆<星>地元企業は外資系に比べハイ効率/低収益:統計局
【シンガポール】地元企業の1990-95年の間の総資産収益率(ROA)は平均5%と、シンガポールを拠点とする外資系企業の平均3.4%を上回ったが、同期の地場企業の自己資本収益率(ROE)は10.3%にとどまり、外資系の22.6%を大きく下回った。
統計局が2日発表した報告書によれば、外資系企業は外部資金の借り入れにより、利益を拡大することに長けており、投入された資金総額に対する利益の比率は低いが、自己資本を基準にした利益率は高い。これに反して地元企業は一定額の資金から最大の利益を上げる点では外資系企業より優れているが、自己資本が頼りで外部から資金を導入する能力に欠けていると言う。(BT,ST,LZ:10/3)
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