SEAnews 1997-10-03 ArtNo.12271

【クアラルンプル】ユニシス・コープは来年1月までにマルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)に事務所を設ける計画で、ＭＳＣ事業計画の立案を急いでいる。
ルイス・ドミンゲス南アジア地域担当社長によると、同社は向こう3年間にＭＳＣ事業に1200万～1500万米ドルを投資する計画で、ＭＳＣステータスが認可されるのを待っている。ＭＳＣオフィスには、ユニシスのマレーシア事業部、東南アジア事業部、ＭＳＣ事業部が併設される。
ユニシスＭＳＣにはエレクトロニク・ガバメント・センターとテレコミュニケーション・センターが設けられ、前者に関しては同社のドキュメント・イメージング技術が紹介される。また後者では通常の電話機からパーソナル・コンピューターやＦＡＸマシーンにコミュニケートできる技術等が紹介される予定だ。またユニシスＭＳＣはドキュメント・イメージングやテレコミュニケーション・ソルーションに関わる研究開発(R&D)も手がける。
ユニシス(M)の1997年12月期の営業額は昨年比46％、利益は同24％拡大する見通しと言う。(ｺﾝﾋﾟｭｰﾀｲﾑｽﾞ:10/2)