1997-09-30 ArtNo.12226
◆<馬>地元企業、TV用インターネット・ブラウザー製造
【ロンドン】地元企業ケーブル・ビジョン・インターラクティブ・マルチメディア(M)Sdn Bhdは米国拠点のウィットコム・インターナショナルと共同で11月よりスガイ・プタニ工場で、テレビ・セットでウェブ・サイトをサーフできる“ザ・インターネット・アプリケーター”の製造に乗り出す。
ケーブル・ビジョン・グループのロズラン・ユソフ社長が28日催された関係覚え書きの調印式後語ったところによると、最初の252ユニットは米国市場で340~400米ドルで販売される。マレーシアでは1998年第1四半期から店頭価格1000Mドルで売り出される。インターネット・アプリケーターの特徴はウィンドウズやDOSの助けを必要とせず、ブラウジングと同時に電子メールの発信や受信もできること。
この日の覚え書きにはケーブル・ビジョンのマハジル・モハド会長、ハッダーズフィールド・ユニバーシティー(マルチメディア・ユニット)のマーシャル・セイファーソン部長、インターラクティブ・マルチメディア・ビジネス・ソルーションのデイン・ウィルキンス氏が調印した。同覚え書きの下、ウィットコム・インターナショナルはコンソーシアムを率い、マレーシアでマルチメディア・アプリケーション・ソフトウェアを開発する。ハッダーズフィールド大学は輸出市場向け教育/医療用ソフトウェアの開発を支援する。
ケーブル・ビジョンは1998年末乃至1999年初にマレーシア人学生の数学、英語、物理、マレー語学習を支援する4種類のCD-ROM製品を発表する予定と言う。(STAR:9/29)
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