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1997-09-29 ArtNo.12209
◆＜星＞陸運局、民間の手による地下鉄建設検討
【シンガポール】陸運局(LTA)は、民間に委託することを通じて地下鉄(MRT)の建設を加速する可能性を検討している。
ＬＴＡのリュー・ヘンサン局長(CEO)が26日、シティー・トランス・アジア97会議の席上語ったところによると、民間部門に建設を委ねる際は、建設後30～50年の経営を任せるＢＯＴ(建設/経営/引渡)やＢＯＯ(建設/所有/経営)スキームが考えられる。
しかし民間企業が1区間の乗車料金を現在の60セントから1Ｓドルに値上げすると言うなら、ＬＴＡが直接経営した方がましである。とは言え合理的料金が維持されるなら民間に委ねることができる。その際1回のみのライフサイクルの鉄道システムに投資後、列車や信号システムを更新せずにＬＴＡに返還する方式や鉄道沿線の不動産開発の許可、鉄道駅の複合開発等を通じて投資家の負担を軽減したり、投資の回収を容易にすることも可能だ。
その実、ＬＴＡは軽便鉄道(LRT)の建設に際して既にこの種の方式を採用していると言う。(ST,BT,LZ:9/27)
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