1997-09-27 ArtNo.12195
◆<馬>オプティカル・データ、ネットワーク市場開拓目指す
【クアラルンプル】米国拠点のオプティカル・データ・システムズ・インク(ODS)は、年率40%の成長が見込めるマレーシアのネットワーキング市場の開拓に関心を寄せている。
ODSのG.ワード・パクストン社長によると、同社は、クアラルンプル国際空港(KLIA)開発プロジェクトへの参加やマルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)における研究開発(R&D)センターの開設を申請するとともに、少なからぬ大手企業とネットワーク・インフラの構築に関する交渉を進めている。同社はオープン・システム環境下の指導的ネットワーク・スイッチ・デベロッパーで、米国のR&Dセンターでネットワーク機器の開発を進めるとともに、域内のオフィスでネットワーク・スイッチのテストも行っている。同社の昨年の営業額は1億2500万米ドル。80%が米国における売上、15%以上が海外収益で占められ、アジア売上は全体の約10%だった。(NST,STAR:9/26)
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