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1997-09-26 ArtNo.12174
◆＜星＞来年は民間住宅用地の放出を２０００戸分カット
【シンガポール】政府は24日、来年の民間住宅用地の供給量を、今年の7000戸分から5000戸分に、またエグゼクティブ・コンドミニアム用地も今年の4000戸分から3000戸分に、それぞれ縮小すると発表した。
リム・フンキアン国家開発相によると、今年の供給量を7000戸分に拡大したのは、昨年5月に導入した不動産投機抑制措置の一環だが、昨年5月以来民間住宅価格は平均10％値下がりし、目的は一応達成された。来年の供給量カットで今年の増加分は相殺され、政府が長期的目標とする年間平均6000戸のレベルが維持される。政府は市場動向を注視しており、需要が高まれば、供給量をまた拡大すると言う。
不動産業界は政府の措置を歓迎しているが、市場アナリストは政府の供給抑制措置が市場に反映されるのは2～3年先のことで、現在の供給過剰状況は1999年まで持続すると予想した。しかし不動産銘柄、特に実勢以下に値下がりしている銘柄の株価は回復に転じる見通しと言う。(ST,BT,LZ:9/25)
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