1997-09-24 ArtNo.12155
◆<印度>MUL総会、Bhaskarudu氏のMD就任を承認
【ニューデリー】Maruti Udyog Ltd(MUL)は22日、デリー高裁が同日スズキの年次総会開催禁止申請を棄却したのを受けて総会を催し、インド政府が押すR.S.S.L.N.Bhaskarudu氏の専務取締役(MD)就任を承認した。
この日の総会ではやはり政府側を代表するPrabir Sengupta会長がBhaskarudu氏のMD就任支持に回ったたため、決着がついた。またスズキ側が会長指名の権利を放棄したことから、Prabir Sengupta氏が引き続き会長を務めることになった。同総会にはスズキ側を代表するMUI取締役の鈴木修社長もR.C.Bhargava前MDも出席しなかった。
Sengupta氏が会議後の記者会見で語ったところによると、合意事項及び会社規約に基づき、パリ国際仲裁廷(ICA)への仲裁申請を含むその他の問題も追って協議される。政府側を代表するMUL取締役の1人によると、ICAからはまだ如何なる通知も受けていないと言う。(TH,IE:9/23)
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