1997-09-24 ArtNo.12147
◆<星>サイバーウェイ/NCSのビジネス協力に影響も
【シンガポール】シンガポール・テレコム(シングテル)のナショナル・コンピューター・システムズ(NCS)買収は、地元インターネット・サービス・プロバイダー(ISP)サイバーウェイとNCSのパートナーシップに影響を及ぼしそうだ。
NCSは過去18ヶ月サイバーウェイのインターネット・アクセス・リセーラー及びビジネス・パートナーを務めてきた。同提携の下、NCSはサイバーウェイに代わりインターネット・アクセス・サービスの販促を行うとともに、インターネットを通じたビジネスや広告を希望する顧客に製品とサービスのパッケジを提供してきた。しかしNCSがサイバウェイのライバル、シングネットの親会社に買収されたことから、NCSとサイバーウェイのビジネス関係は破棄される可能性が高まった。この点に関してシングテルのリー・シエンヤン社長は、「NCSはシングテルのサービスを支援するのが第一義だが、NCSの既存の契約やアレンジを尊重する」と語った。またサイバーウェイ幹部は同問題に関して、「特に懸念はしていない」と述べ、さらに「NCSとの健全な関係が今後も維持されることを希望するが、サイバーウェイはNCS以外にも、STコンピューター、アンデルセン・コンサルティング、ネット・センターPte Ltd等、多くのビジネス・パートナーを有する」とコメントした。(ST:9/23)
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