1997-09-23 ArtNo.12141
◆<印度>古河等5社、光ファイバー入札一次選考通過
【カルカッタ】インド北部と南部に延べ3000キロの通信幹線網を構築するため、パワーグリッド・コーポレーション・インディアLtd(PGCIL)が募集した光ファイバー・ケーブルの購買入札で、古河電気工業、ドイツのシーメンス、イタリヤのピレリ、フランスのCegelac、スイスのアセア・ブラウン・ボベリの5社が予備選考を通過した。
PGCILは同通信幹線網を民間の基本通信サービス会社にリースする方針だ。これは政府が、電信局(DOT)の通信事業独占に終止符を打つ方針を決めたのに基づくもので、ザ・レイルウェーズも同様の通信網の構築とリースを計画している。目下世界銀行が指名したECCインクとMacroインクが5社の最終選考を進めており、最終的に総額150クローにのぼる契約が2社に発注される。マクロ・コープは北部の2000キロ、ECCインクは南部の1000キロの通信網構築に関するアドバイスをPGCILに行い、PGCILは来年1月までにターンキー契約を発注すると言う。(ET:9/22)
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