1997-09-23 ArtNo.12139
◆<印度>フォルクスワーゲン、当初1200クローを投資
【ムンバイ】フォルクスワーゲンはマハラシュトラ州Ranjangaonにおける自動車製造プロジェクトに当初1200クローを投資する。
州政府筋によると、当初の年産量は5万台、その後10万台に倍増され、投資額も3500クローに拡大される。最初のモデルはSkodaのOctavia及びAudi A6で、その後Feliciaが製造され、いずれもガソリン・エンジンとディーゼル・エンジンのオプションが提供される。
フォルクスワーゲン社代表団が先週初めて現地を視察、州政府代表とも会談しており、プロジェクトが重要な段階を迎えたことを暗示している。
当初同プロジェクトには地元のトラック・メーカー、Eicherが26%出資するはずだったが、Eicherはその後計画を棚上げしており、フォルクスワーゲンはマハラシュトラ州工業投資公社(Sicom)に出資を求め交渉を進めている。しかし、Sicomはまだ方針を決めておらず、出資を見合わせる可能性も予想されている。フォルクスワーゲンの工場予定地の付近では、フィアットも年産10万台のピックアップ・バンからセダンに至る車両の製造を計画している。(IE:9/22)
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