【クリム】コーチ製造のKiara Emas Asia Industries Bhd(KEAIB:前社名Hup Lee Amalgamated)はバス需要の急増に対応するため、製造能力の拡張を図っている。
KEAIBのアブドゥル・ハリム・サマッド会長が18日の年次総会後語ったところによると、こうした需要の急増は主に老朽化した路線バスの更新需要と外人旅行者の増加に伴うもので、来年開催される英連邦競技会がこうした需要の伸びに拍車をかけている。
インターシティー・バス(都市間のシャトル・サービス提供)を経営するMaraやクアラルンプルの路線バス会社イントラコタを主要顧客とする同社は、一昨年は250台、昨年は296台を製造、新工場の完成で来年は350台の製造が可能になる。
スラゴール州プチョンに既に3工場を有する同社はクランのブキ・ラジャに700万Mドルを投じて新工場を設ける。競争者の少ないニッチ・ビジネスのため、経営は順調で、今年3月期の年商は9460万Mドル、税引き利益は900万Mドルで、5%の配当を予定していると言う。(STAR:9/19)