1997-09-19 ArtNo.12092
◆<馬>テレコム、イコール・アクセスの受け入れ準備
【クアラルンプル】テレコム・マレーシアBhd(TMB)は1999年1月1日から導入されるイコール・アクセスに備え、準備を整えているが、依然として多くの未解決な問題が存在する。
TMBのモハド・キル・ハルン上級副社長が17日語ったところによれば、これらの問題には、イコール・アクセス下の営業ガイドラインの立案、料金の再調整、ユニバーサル・サービス(都会・僻地の別を問わない平等なサービス)、イコール・アクセスにともなうコスト分担等が含まれる。イコール・アクセス・コンセプトが提起されて以来、業界の準備態勢は多少前進したとは言え、十分でなく、こうした全ての問題が解決されぬ限り、イコール・アクセスの導入は困難と言う。
イコール・アクセスはユーザーに、異なる電話会社のネットワークを選択する自由を提供、同時に新参のテレコム企業にTMBの膨大な契約者にサービスを提供する機会を与えるが、TMBは、長距離電話サービス収入を他社に食われるだけで、メリットはほとんどないとものと見られている。(NST,STAR:9/18)
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