1997-09-19 ArtNo.12091
◆<馬>J州首席大臣、工業計画立案で日系企業幹部と意見交換
【パシル・グダン】ザ・ジョーホール・デベロプメントは来年度の工業計画立案に向け、ジョホール州拠点の日系企業幹部と一連の会議を進めている。
ジョホール州のアブドル・ガニ・オスマン首席大臣が16日催された三菱伸銅現地子会社の開所式に出席後語ったところによると、同相は過去2週間日本企業のCEOと非公式に昼食や夕食を共にし、意見交換を行って来たが、その目的はこれら幹部のビジョンや州政府に対する期待を聴取することにある。これにより工業計画の立案に際してこうした意見を反映させることができ、これらの企業も州経済の成長に貢献できる。
日系企業はジョホール州に38億Mドルを投資、5万8016人分の就業機会を創出している。日系企業の急速な拡大には、ジョホール州の経済に対する信頼が反映されている。
また同相が開所式で挨拶したところによると、州政府はユニバーシティ・テクノロジ・マレーシアと共同で州内の全ての地区にコミュニティー・カレッジを設け、住民に技術訓練の機会を提供している。州政府は日系企業や他の外資系企業がこれらのカレッジの就学者に就業機会を提供したり、技術者を派遣して直接訓練に参加するよう望んでいると言う。(NST:9/18)
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