【パシル・グダン】三菱伸銅は来年4月よりジョホール州パシル・グダンに設けた現地子会社リョーシンドー・マニュファクチュアリングSdn Bhd (RMSB)の第2次拡張計画に着手、精密コネクター等の製造に乗り出す。
RMSBは3300万Mドルを投じて建設したパシル・グダン工場を1995年11月に稼働させた。同工場はトランジスター用二重ゲージ銅条を製造、年間売上は420万Mドルに達している。
RMSBの松島重役(MD)が17日催された開所式の席上語ったところによると、第2次プロジェクトではコンピューターやハンド・フォーン等に使用されるコネクターが製造される。第2期事業は工場建物の完成とスリター・マシーンの据付を待ってスタートする。目下のところ原料の銅/銅合金製ストリップは日本から輸入しているが、これらも近くマレーシアで製造されることになると言う。(NST:9/18)