SEAnews 1997-09-18 ArtNo.12078

【クチン】来年はヒューム・プレカスト・コンクリート(ﾍﾟﾗ州)、ヌグリ・スンビラン・セメント・インダストリーズ、ホンキュー・ホールディングズ(ｸﾗﾝﾀﾝ州)の3工場が稼働するため、グレー・ポートランド・セメメントの国内供給が国内需要を234万トン上回ることになる。
マレーシア工業開発局(MIDA)鉱業・製紙部門のマルジア・アブドゥル・アジズ部長が16日催された投資セミナーで報告したところによると、今年の国内セメント供給量は1470万トンと、依然として1701万トンの需要を231万トン下回る。また昨年の供給不足は248万トンだった。
しかし1999年には更に4新工場が稼働、2000年には2305万トンの国内需要に対して生産能力は2988万トンに達する。
昨年は1275万トンのセメントと、929万トンのクリンカーが生産され、235万トンのセメントと255万トンのクリンカーが輸入された。
マレーシアには1990－96年の間にセメント製造ライセンスを所持する企業が73社存在し、内43社が実際に操業している。またセメント・ブロックの製造企業300社が営業していると言う。(STAR:9/17)