1995-04-11 ArtNo.1207
◆<星>パークウェイ、ブルジャヤ関連企業に企業権益売却
【シンガポール】シンガポールの不動産関連上場会社パークウェイ・ホールディングズは香港のM&Aインベストメンツ・インターナショナルの1030万株とシンガポールのM&Aインベストメンツの250万株をPernad Investmentに1300万Sドルで売却した。
パークウェイ及びマレーシア企業IBGコープの支配権益を握るタン一族が1980年代後半に設立した投資会社M&Aは、主に同社株主らが権益を握る事業に投資している模様だ。一方、Pernad Investmentの背景はハッキリしないが、消息筋によると、ブルジャヤ・グループを率いるビンセント・タン氏及びスタンダード・チャータード銀行の元バンカーで、ブルジュヤ・グループの取締役を務めるトン・コックキー氏と関わりが有るようだ。Pernadは1991年にビンセント・タン氏がマラヤン・ユナイテッド・インダストリーズ(MUI)の買収を図った際、タン氏にMUI持ち株の売却を認めており、ブルジャヤと密接な関わりを有するグループが同社の背後に存在するものと見られている。(STAR:4/10)
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