1995-04-11 ArtNo.1206
◆<星>オーチャード・ポイント、豪州スーパー迎えイメージ転換
【シンガポール】オーチャード・ポイントは主に女性顧客を対象に中間価格帯のファッションや家庭用内装品を販売する一味違ったショッピング・センターに生まれ変わる。
同ショッピング・センターのオーナー、ピデムコ・ランドによると、同社は既にオーストラリア最大の繊維製品専門店スポットライトとアンカー・テナント契約を交わしている。オーストラリアに56のチェーン店を展開するスポットライトは家庭用内装品、繊維製品、ベッド、手工芸材料等を専門に販売するスーパーで、この種の店舗がシンガポールに設けられるのは初めてのこと。2万平方フィートの新店舗は今年第3四半期にオープンし、年商は1000万~1500万Sドルと見込まれている。オーチャード・ポイントには現在テナント39店が存在し、8万5000平方フィートの店舗スペースの稼働率は60%だが、ほぼ100%賃貸されている5階の画廊を除き、全面的な配置転換が行われ、電器店等ニュー・イメージにそぐわぬテナントにはピデムコ・ランドの別のモールへ移転が求められる。同配置転換作業のコストは50万Sドル前後と予想されると言う。(BT:4/10)
|