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1997-09-17 ArtNo.12054
◆＜星＞国産品輸出の成長基調、年末まで持続：エコノミスト
【シンガポール】エコノミストらは8月の国産非石油製品輸出が電子業況の回復や比較対象になる昨年同月の不振も手伝って二桁成長を記録、こうした成長基調が少なくとも今年末までは持続するものと予想している。
ＳＴ紙がエコノミスト10人にアンケートをとったところ、8月の国産非石油製品輸出の予想成長率は平均11.2％だった。国産非石油製品輸出は7月には健全な6.9％の成長を遂げており、一部のアナリストは同数字は待望の景気回復がスタートしたことの証と評している。
国産非石油製品輸出の変動はシンガポールの輸出志向産業に対する海外需要の動向を示すものとして、エコノミストらにより注目されている。
スタンダード＆プーアＭＭＳインターナショナルのエコノミストは、域内の通貨危機はシンガポールの貿易には限られた影響を及ぼすに過ぎないと見通したが、ＤＢＳバンクのアナリストは近隣諸国経済の落ち込みはシンガポールの貿易に衝撃を及ぼすと予想、野村シンガポールの幹部は通貨危機の影響が貿易統計上に現れるのは、もう少し先のことで、8月ではないと指摘した。(ST:
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