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	1997-09-16 ArtNo.12053 
	◆<印度>Maruti、ADRによる資金調達計画を放棄 
	【ムンバイ】2200クローの拡張計画を進めるMaruti Udyog Ltd(MUL)は米国預託証券(ADR)の発行を通じた必要資金の調達計画を放棄した。 
  MULはADRに替え同拡張資金の内の1700クローは内部資金で、残りの500クローは借り入れで賄う計画だが、借り入れ分は向こう数ヶ月間に詳細が詰められる。同社はルピー建てローンと外貨建てローンのいずれかを選択するものと見られる。 
  年産45万台を目指す拡張計画はスケジュール通り進んでおり、1998年12月までには軌道に乗る見通しだ。 
  しかし1997/98年度には前年度(33.9万)を僅かに上回る34万台が生産される予定で、輸出も前年の3万5162台(35%増)から3万8000台に拡大するに過ぎない。 
  1996/97年度の税引き前利益は23%増の801クロー、税引き利益は17%増の501クローに達したものと見られると言う。(TH:9/15) 
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