1997-09-16 ArtNo.12052
◆<印度>タタ・オートカンプ、部品合弁にUS$10億投資
【ムンバイ】インド自動車部品製造業界の近代化/国際化を提唱するタタ・グループ傘下のTata AutoComp Systems Ltd(Taco)は内外の企業との自動車部品合弁事業に10億米ドルを投資する計画だ。
タタ・グループが60%、ジャーディン・マセソンが20%、未発表の某ファンドが20%を同プロジェクトに出資する。Tacoは同資金を利用して2つカテゴリーの企業に投資する。1つは国際パートナーと提携するテクノロジー企業で、他の1つは地元企業間の製造合弁事業。それぞれのグループの企業数はおよそ25社になる見通しだ。
グループ1の企業に対する投資額は3000万~5000万米ドル、Tacoは資本/経営双方に50:50ベースで参加する。同グループに属するものには、米国ジョンソン・コントロールズ・インク、矢崎総業、ニフコ、東洋ラジエター、日立、フランスのSommer Allibert等との合弁事業が含まれる。
グループ2の企業に対する投資額は2000万~1億米ドルで、新規プロジェクト、企業買収、合併方式が含まれ、5~7年後にTacoはその出資率を引き下げる用意もあると言う。(ET:9/15)
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