1997-09-15 ArtNo.12031
◆<馬>ヘクサゴン、排水処理システムの製造に近く着手
【クアラルンプル】新素材や熱可塑性素材の製造を手がけるクアラルンプル証取(KLSE)二部上場企業ヘクサゴン・ホールディングズBhdは、11月から産業用/家庭用廃水処理システムの製造に着手する。
ヘクサゴンのジョンソン・タン・ベンワン重役(MD)が12日の年次総会後語ったところによると、完全出資子会社ポリマー・コンポジット・アジアSdn Bhd(PCA)は最近英国企業Klargester Enviromental Ltdと排水処理システムのマーケッティング/販売/製造/組立/据付に関わるライセンス契約を結んだ。同契約の下、英国企業はPCAに技術データ/ノーハウを提供する。同システムには汚水処理タンク、バイオ・ディスク、ライト・リキッド・セパレーター、最終浄水装置が含まれる。
ヘクサゴンはヌグリ・スンビラン州のアラブ・マレーシアン・ニライ・インダストリアル・パークに総合工場を建設中で、廃水処理システムも同工場で生産される。製品は国内市場の他、シンガポール、フィリピン、インドネシア、タイ、ブルネイに輸出される。
ヘクサゴンは目下複数の欧州企業と別の合弁事業に関して話し合いを進めており、来年3月の年度末までに交渉を妥結させることを目指している。
ヘクサゴンの税引き前利益は前年の843万Mドルから1245万Mドルに47.62%アップしたと言う。(NST:9/13)
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