1997-09-13 ArtNo.12009
◆<星>TOC97、アジア・ターミナル事業のリスクと機会討議
【シンガポール】アジアにおけるコンテナ・ターミナルの開発・経営の機会とリスクを分析する国際会議“ターミナル・オペレーションズ・コンファランス(TOC)97”が来週火曜にラッフルズ・シティー・コンベンション・センターで開幕する。
今年で21回目を迎えるTOC国際会議では、マー・ボー・タン運輸通信相が開幕式を主宰、チャイナ・オーシャン・シッピング・グループCoのチェン・チョンビアオ社長が基調演説を行う。
この他、ハチソン・ポート・ホールディングズのJohn Meredith重役(MD)はグローバル・ネットワーク戦略に関して、ロッテルダム・ムニンシパル・ポート・マネージメントのWillem Scholten会長は海運会社とターミナル業者の利害関係に関して、それぞれ講演する。
香港拠点パシフィック・ポーツ・カンパニーのジョン・チャン会長は中国におけるターミナル開発の動向を、台湾運輸通信省の代表は中国と台湾間のローカル/国際交易リンクの現状を分析する。
インドにおける初の民営化港湾の開発を引き受けたP&OオーストラリアLtdのRobert Setchell会長兼MDはインドにおける港湾投資戦略を、タタ・アイアン・&スチール・カンパニーの幹部は港湾使用者の展望を、それぞれ語る。
IIRエキシビションズにより3日間にわたり主催されるTOCアジア97には、シンガポール港湾局(PSA)と貿易開発局(TDB)も協賛、会議に平行して展示会も催される。(BT:9/12)
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