1997-09-12 ArtNo.12001
◆<馬>HP社、年内に新インクジェット工場建設地を決定
【ロスアンゼルス】ヒューレット・パッカード(HP)社は、シンガポール、中国に続くアジア太平洋地域における次のインクジェット・プリンターの建設地を物色しており、マレーシアと中国が候補に上がっている。
HP社アジア太平洋地域マーケッティング・センターのクリストファ・モーガン取締役によると、最終決定は今年末までに下される。HP社サンディエゴ事務所のアントニオ・ペレス副社長兼インクジェット製品グループ主任によると、工場建設地の決定に際しては優秀な労働力、友好的な政府、地元市場の存在等の要因が配慮される。新工場は中国、インド、インドネシア、タイの他、韓国、オーストラリア、ニュージーランド、香港、シンガポール等における需要の伸びに応じる。マレーシア市場自体驚くほどの急速な成長を遂げている。
レーザージェット・プリンター市場で85%のシェアを握るHP社のインクジェット・プリンター市場のシェアは25~30%にとどまっているが、フォトレットⅡ、カラースマートⅡ等の新技術の紹介により、こうした状況は急速に変化するはずと言う。(コンピュータイムズ:9/11)
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