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1997-09-12 ArtNo.11995
◆＜星＞低調な反応でエクアトリアル・ホテルの売却見送り
【シンガポール】シンガポール証取(SES)上場のLim Kah Ngam(LKN)は、ブキティマ・ロードとスティーブン・ロードのコーナーに位置するエクトリアル・ホテルを公開入札を通じて売却を図ったが、先週水曜に締め切られた入札結果は極めて低調で、同社の希望価格も満たさなかったことから、売却を見合わせた。
ＬＫＮは、具体的数字は挙げていないが、観測筋は入札者は僅か2、3社にとどまり、価格もＬＫＮが希望した1億3500万Ｓドルを1000万～1500万Ｓドル下回ったものと予想している。
ＬＫＮは引き続きこれら入札者との協議を続け、どうしても満足いく価格に達しないなら、独自に、もしくは他社と共同で再開発を進めるとしている。
同地のプロット・レシオは2.1倍で、総床面積8万432平方フィートのコンドミニアムを建設することが、当局により認められている。同認可は開発税の引き上げ前に得たため、新開発税の適応も受けない。
アナリストは、現在の市況からすれば、開発可能最大床面積を基準にした1平方フィート当たり740～760Ｓドルの値がつけば、まずまずで、1平方フィート当たり800Ｓドルで売却を望むなら、市況の回復を待つ他ないとコメントしている。(ST,BT,LZ:9/11)
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