1997-09-11 ArtNo.11987
◆<馬>インド・ソフト会社Ramcoにパイオニア・ステータス
【プタリン・ジャヤ】マドラス拠点のERP(エンタープライズ・リソース・プラニング)専門会社、RamocoインダストリーズLtd(RIL)の完全出資子会社RamcoシステムズSdn Bhd(RSSB)は、マレーシア工業開発局(MIDA)からパイオニア・ステータスを認められた。
RSSBのS.ラマチャンドラン重役(CEO)によると、同社はマルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)ステータスも申請しており、MSC内で約100万米ドルを投じてERP関連のマルチメディア部品やエクステンションの開発・製造を手がける。1993年に設立されたRamcoシステムズは、マレーシアの他、シンガポール、スイス、米国に子会社を有し、メイン商品は、ウィンドウズNT/クライアント・サーバー・ベースのERPソルーション“Ramco Marshal”。
今年3月にはマイクロソフトのビル・ゲイツ会長の臨席の下にインドでRamco Marshal 3.0の発表会を催した。同システムは生産分離、生産工程、金融、人事、工場保守、財務、ロジスティクス、セールス、統計、品質管理、ワークフロー、セキュリティー等の業務に応用できる。マレーシアではDRBグループ企業、レノン・グループ企業等が既に同システムを採用しており、今後は中/大規模企業をターゲットに市場の開拓を図ると言う。(STAR:9/9)
|