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1997-09-11 ArtNo.11979
◆＜星＞サムドゥラ、石油／化学品タンカー・ビジネスに注力
【シンガポール】セスダック登録を目指し今月末に株式を公開するSamudera Shipping Pte Ltdは公募調達した資金で、石油／化学品タンカーを増強するとともに、コンテナ輸送サービスを拡張する計画だ。
ジャカルタ拠点のＰＴサムドゥラ・インドネシアを親会社とするサムドゥラ・シッピングはインドネシア、マレーシア、中国、ベトナム、インドを含む域内の小港20以上とシンガポールの間のフィーダー・サービスを提供している。
サムドゥラのスダルポ・サストロサトモ会長が9日記者会見したところによると、同社のコストはローカル通貨建てで、借り入れは米ドル建てのため、今回の域内諸国の通貨危機の影響はそれほど受けておらず、むしろコスト低下の恩恵を受けている。
グループ営業額は1994年の4590万Ｓドルから昨年の1億9450万Ｓドルに拡大、純益も同期間に10倍以上の998万Ｓドルに拡大した。ＰＴサムドゥラ・インドネシアが主要株主で、他の株主には世界銀行及び国際金融公社(IFC)の民間子会社が含まれると言う。(ST,BT:9/10)
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