1997-09-10 ArtNo.11966
◆<星>コールバック・サービスの苦情はお門違い:電信局
【シンガポール】シンガポール電信局(TAS)は8日、シンガポール・テレコム(シングテル)が、コール・バック・サービスの営業を妨害しているとの訴えに対し、コール・バック・サービスは同局がライセンスを発行したものではないため、サービス提供者もサービスの利用者も、苦情をTASに持ち込むことはできないとの立場を示した。
TAS幹部がST紙の質問に答えたところによると、コールバック・サービス営業者はシングテルの回線をリースしてサービスを提供しているため、この種の苦情はシングテルに直接行い、改善を要求すべきである。またシンガポール当局の認可を必要としないコール・バック・サービスの利用者は、低料金を享受できる代わりにサービスが低水準であっても不満をTASに訴えることはできないことを認識すべきだと言う。
シングテルが妨害信号をスクランブルさせているとの苦情を受けたのは、決してインフォシーク・コミュニケーションが最初のケースではないが、シングテルがそのような妨害を行った事実はなかったと言う。(ST:9/9)
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