SEAnews 1997-09-09 ArtNo.11956

【クアラルンプル】スウェーデン拠点のＥＨＰＴＡＢの完全出資子会社エリクソン・ヒューレット・パッカード・テレコミュニケーションSdn Bhd(EHPTSB)は、マレーシアをリージョナル・ハブとして、東南アジアのテレコム業界に世界水準の情報技術(IT)システムを提供して行く。
ＥＨＰＬのJohan Wagne取締役が先週催されたクアラルンプル事務所の開所式の席上語ったところによると、同社は東南アジア事業が年率40～50％の成長を見るものと予想しており、また75％のビジネスが輸出を通じて実現されると見ている。
同社はマルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)の魅力に引かれてマレーシアに地域本部を設ける方針を決めた。テレコミュニケーション企業に対するネットワーク・マネージメント・システムの売り込みと支援サービスを中核業務として行く。これには固定式／移動式通信サービス業者に対するオペレーション・サポート・システム(OSS)とビジネス・サポート・システム(BSS)が含まれる。同社は既にＭＳＣステータスを認められており、ボーダレス・マーケッティング・センター及びワールドワイド・マニュファクチュアリング・ウェブのフレームワーク構築も手がけると言う。
この日の式典にはレオ・モギーエネルギー通信郵政相及びスウェーデン大使も出席した。(ｺﾝﾋﾟｭｰﾀｲﾑｽﾞ:9/8)