1997-09-05 ArtNo.11914
◆<印度>自動車会社Bajaj Tempo、第3工場建設
【プーナ】マハラシュトラ州拠点の自動車メーカー、Bajaj Tempo Ltd(BTL)はプーナ近郊Chakanの50エーカーの土地に第3工場を設ける。
Abhay N.Firodia会長兼MD及びChopda共同MDが3日催された年次総会の席上明らかにしたところによれば、新工場は既存のAkurdi工場にも近く、向こう数年間の同社の成長を牽引する新モデルの製造に供される。BTLは来年、同社の老兵マタドールに替え4トン、5気筒、72馬力、5段変速の新型車エクセルを発売、軽商用車市場における地位の回復を図る。同社はまた第4工場建設の可能性も検討している。しかしこのことは労働争議に直面するPithampur工場を閉鎖することを意味しない。Pithampurに4輪車の製造業務を移転する計画は、労働争議で頓挫したが、同工場はなお50%の稼働率を維持している。
Akurdi工場で生産されている3輪車ミニドーは好評を得ており、今年末までに月間2000台の製造が目指される。
目下進められている35馬力と45馬力のトラクター製造プロジェクトは3年で完成、1998-99年度には6000台、2000年には月間2000台の製造が目指される。これらのトラクターもAkurdi工場で製造される。
BTLの1996/97年度営業額は前年の684.51クローから686.09クローに僅かな拡大を見たが、粗利益は98.22クローから76.82クローに下降した。(IE:9/4)
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