1997-09-04 ArtNo.11901
◆<印度>三井建設、親会社へのロイヤルティー支払い許可申請
【ニューデリー】三井建設は、同社が80%出資するターンキー・プロジェクト・マネージメント会社ミツイ・ケンセツ・インディア(MKI)が、親会社にロイヤルティーを支払うことを認めるようインド政府に申請した。
今年5月に設立が許可されたMKIにはデリー拠点のKairaliコンストラクションが20%出資している。インド政府は当初、高い外資出資率に比してロイヤルティー支払いの額が余りに高いことやビジネスの性格等を理由に、僅かなテクニカル・ノーハウ・フィーの支払いのみを許可していた。三井建設は最近改めて提出した申請書の中で、7年間のターンキー契約期間に得られる国内販売及び輸出収入の5%をロイヤルティーとして徴収する許可を求めている。同申請は今週土曜に開かれる外国投資促進局(FIPB)の会議で審査されるものと見られる。(IE:9/3)
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