1997-09-02 ArtNo.11866
◆<馬>オートデスク、市場の急成長見込みスタッフ増強
【クアラルンプル】米国拠点のソフトウェア会社オートデスクは、マレーシアのPC(パソコン)デザイン・ソフトウェアやマルチメディア・ツール市場におけるプレゼンス拡大を目指してスタッフ/パートナーの増強を図る。
オートデスクの南アジア太平洋地域部門担当のセドリック・チャン重役(MD)によると、マレーシア事務所には現在4人が勤務しているが、2年内に3倍に増強され、来月は新ビジネス・マネージャー、6カ月以内には新マネージング・ディレクターが指名される。また他社との連合や提携が図られる。
目下マレーシアには40社以上のディストリビューターが存在するが、ビジネス・チャンネルの一層の拡大が図られる。またカスタマー・センターが設けられ、シンガポールの地域カスタマー・センターを補完する。
今年のビジネスは28%、来年は60~65%の拡大が見込め、マレーシアはシンガポールとともに同社のASEAN地域売上に最も大きく貢献している。ASEAN、台湾、インド、オーストラリア、ニュージーランドを含む南アジア太平洋地域の営業額は今年は25%、来年は50%成長する見通しだ。
同社の営業に最も大きく貢献している部門は設計、建設、教育、製造の各部門で、ベストセラーはオートCADソフトウェア、メカニカル・デスクトップ、マルチメディア製品、そして地理情報システムのGISソフトウェアと言う。(コンピュータイムズ:9/1)
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