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1997-09-01 ArtNo.11853
◆<印度>発電燃料/尿素原料としてのナフサの使用回避指示
【ニューデリー】インド政府は、尿素生産や発電事業のキャパシティーを追加する際は、最早ナフサの供給を保証しない立場を採っている。
政府の化学肥料部門は「新規プロジェクトは原料として液化天然ガス(LNG)を用い、ナフサの使用を避けねばならないが、依然として両原料を使用可能な設備を維持せねばならない」と述べる一方、「既存の拡張プロジェクトは依然としてナフサの供給を保証される」と付言している。それによると、ガソリン需要の増加でライト・ナフサがガソリンに転換され、ナフサ供給は今後益々逼迫する見通しのため、両製品の国際価格の相違だけでなく、エネルギー源や尿素原料としても、LNGはナフサよりも賢明な選択と言う。
電力省も独立電力供給業者(IPP)にナフサを燃料とすることを避けるよう指示している。発電燃料として熱エネルギーに転換してしまうのはナフサの最も非効率な利用法と言う。YK Alagh電力相は「ナフサは石油化学や肥料業界の原料として使用した方が発電燃料として用いるよりも、高い経済価値を実現できると指摘した。
こうした中で石油省は最近発電にナフサ以外の燃料を用いるIPPのインフラ・コスト・チャージを1MW(メガワット)当たり16ルピーから8ルピーに引き下げた。同省はまた関税制度に改革を加え、発電燃料として他の資源を使用する魅力を高めるよう提案している。(ET:8/31)
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