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1997-09-01 ArtNo.11849
◆<馬>Magna、UTM等とエンジン・ブースター開発
【ジョホール・バル】Magna Instruments Sdn Bhdは先週金曜(8/29)、Matspeed Automotive Development Sdn Bhdとともに、ユニバーシティ・テクノロジ・マレーシア(UTM)と自動車市場向けエンジン・パフォーマンス・ブースターの開発に関わる覚書を結んだ。
UTMのアハマド・ザハルディン・イドルス副総長によると、プロジェクトはUTMの6000万Mドル研究開発(R&D)補助スキームの下に進められ、乗用車用エンジンの性能を向上させるブースターのプロットタイプ制作と量産に先立つ検査が手がけられる。UTMはそのR&D施設を地元企業の技術開発需要に供する方針に基づきプロジェクトに参加するが、これにより同大学のオートモーティブ・アンド・エアロノーティクスR&Dグループ(AARG)の学生は産業界の現場で体験を積むことができる。AARGは目下独自のエンジン開発プロジェクトも進めている。
Magnaのマナン・ラザリ重役(MD)によると、製品の開発コストは200万~300万Mドルで、プロットタイプの開発に6カ月、その後の検査に3カ月を要する見通しだ。同社はUTMの研究人員を米国カリフォルニア州サニーベイルの完全出資子会社Magnaリサーチ&テクノロジー・インクに派遣すると言う。
トレンガヌ州クママン拠点のMagnaは主に石油/コンピューター関連の研究に携わり、エッソの沖合石油探査基地にエンジン燃料モニター・システム5基を納入、1995年にはパソコン(PC)マザーボードのVESAローカル・バスを開発、独自商標のPC製造も手がけている。一方、Matspeed Automotive Development Sdn Bhdはモーター・レーシングに関係している。(NST:8/30)
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