1997-08-29 ArtNo.11819
◆<馬>第2国産車会社プロドゥア、拡張計画にM$23億投資
【クアラルンプル】第2国産車カンチルの製造元プロドゥアは、研究開発(R&D)、設備拡張、エンジニアリングに向こう5年間に23億Mドルを投じる。
プロドゥアのアブドル・ラーマン・オマル重役(MD)が27日語ったところによれば、2000年まで毎年新モデルを発表、そして2001年には全面的にモデル・チェンジした新型カンチルを市場に投入する。
プロドゥアの60人のエンジニアは、欧州の著名なデザイン会社及びエンジニアリング会社と共同で2001年に発表する新型カンチルの制作に当たる。新型カンチル関連のR&Dには3億5000万Mドルが投じられる。
またラワン工場には7億Mドルを投じて最先端の自動化技術を導入した第2生産ラインが設けられる。1999年半ばに稼働する新ラインの年間製造能力は当初の8万台から最終的に15万台に拡大される。これによりプロドゥアの年間生産能力は27万台にアップする。2000年時の年間販売は17万台に達する見通しのため、製造能力の拡張は不可欠と言う。
プロドゥアは依然として外部の支援を必要としており、ダイハツとの良好な協力関係が維持されている。また円高に関わらず、競争力を維持するためにも当面値上げは考えないと言う。(MBT:8/28)
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