1997-08-28 ArtNo.11797
◆<星>GPE、古河電気工業と中国で自動車部品製造
【シンガポール】シンガポール証取(SES)上場のGPEインダストリーズは古河電気工業と対等出資で設立したフルカワGPオート・パーツ(HK)を通じて、中国及びアジア太平洋地域における、自動車用ワイヤー・ハーネスの製造に乗り出した。
GPEが古河と合弁を組むのは今回初めてのことで、同社はこれまでに合弁事業に250万米ドルを投資した。
フルカワGPオート・パーツ(HK)はシャンハイ・ジンティン・オートモービル・ハーネス(SJAH)に77.5%、チョンチン・チャンフア・オートモービル・ハーネス・カンパニー(CCAH)に50%、それぞれ出資した。
昨年7月に操業を開始したCCAHは月間10万ユニット、先月稼働したばかりのSJAHは月間5000ユニットの製造規模を有し、後者の月産量は今年末までに1万ユニットに拡大される。フルカワGPオート・パーツ(HK)は中国の他の地域や他のアジア諸国に同様の合弁会社を設ける計画だが、将来の合弁事業のサイズは市場がどれほど早く開拓できるかにかかっていると言う。GPEは香港拠点のゴールド・ピーク・グループのシンガポール子会社。(BT:8/27)
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