1997-08-27 ArtNo.11794
◆<印度>軸受け業界、CIS/中国製品に反ダンピング税申請
【ムンバイ】インド国内の主要ベアリング会社は商務省に独立国家共同体(CIS)及び中国から輸入されるベアリングに反ダンピング税を課すよう陳情するもようだ。
消息筋によれば、これらの企業とはTata Timken、Tata Steel、SKF Bearings、FAG Precision、Anti Fricition Bearingsで、いずれも今年度第1四半期に売上の50%以上の下降を見、窮地に立たされている。実際のところCISや中国における価格は明らかでないが、これの国からの輸入価格は原料の国際価格を大幅に下回っている。
例えばロシア産テーパー・ベアリング価格は1ピース10ルピー(0.29米セント)と、原料価格28ルピーのほぼ3分の1で、中国製ボール・ベアリングの価格は1ピース6ルピーと、原料価格14ルピーの2分の1以下になっている。(IE:8/26)
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