1997-08-27 ArtNo.11792
◆<印度>日本電炉のバイラディラ鉱山、契約更新は望み薄に
【ニューデリー】日本電炉がマドヤプラデシュ州バイラディラで経営する11B鉱山のリース契約は9月に満期を迎えるが、更新は望み薄のようだ。
マドヤプラデシュ州のDigvijay Singh首席大臣によると、同州政府は中央政府にマドヤプラデシュ州鉱山会社(MPSMC)に100%の探査開発権を与えるよう求めている。中央政府はニッポン・デンロ・イスパット(現社名イスパット・インダストリーズ)に開発権を付与したが、州政府は契約条件に満足していない。日本電炉はリース契約を更新できないが、入札によりIMPSMCと合弁を組む権利を得ることができる。IMPSMCの20%の出資と通常の20%のロイヤルティーに加え、州政府は40%のロイヤルティーを別途要求する方針と言う。(ET:8/26)
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