1997-08-27 ArtNo.11783
◆<星>SBS、バス子会社を分封し社名も変更
【シンガポール】シンガポール証取(SES)上場のシンガポール・バス・サービス(SBS)はバス子会社をSBSバスとして独立させ、SESに上場させるとともに、それ自身は社名をDelGro Corpに改め、運輸、不動産、エンジニアリング子会社を傘下に収める投資持ち株会社として、上場ステータスを維持する。
SBSが25日発表したところによれば、子会社SBSバスの上場は既にSESにより原則的に認められており、社名の変更は次期総会で株主に承認を求める。同再編計画の下、SBS株主はSBS株1株につき額面25セントのSBSバス株1株を提供され、同時に1対1の割合でSBSの特別配当株も支給される。
SBSは事業の多角化にも関わらず、単なるバス会社としてのイメージから株価が低迷してきたが、バス子会社の分封と社名の変更を通じてこうした不利なイメージを払拭できる他、増資により株式の流動性も高まる。新社名はデルタとグロースを合成したもので、3つの中核業務とその成長性を象徴していると言う。(ST,BT,LZ:8/26)
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