1997-08-26 ArtNo.11779
◆<印度>オリッサ州の4000MW発電事業に近く認可
【ニューデリー】単一事業としては世界中で最大規模の外国投資プロジェクトとされるオリッサ州における50億米ドル、4000MW(メガワット)の発電プロジェクトに近くゴー・サインが出る見通しだ。
プロモーターの米国企業サザン・エレクトリカルの香港子会社は、如何なるカウンター・ギャランティーも求めず、エスクロー・アカウント(第3者寄託金)と信用状ベースで同大型投資を実行する意向だ。
一方、パワー・グリッド・コーポレーション・オブ・インディアは同プロジェクトのために4500クローを投じて進める送電プロジェクトに対する世界銀行の融資を認められた。同プロジェクトを原則的に認可した中央電力局(CEPA)は、電力供給を受ける各州の電力公社と信用状の発行問題等を協議している。しかし最終認可は発電された電力の送電計画が固まった段階で初めて下りると言う。(IE:8/25)
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