【クアラルンプル】インダストリ・オートモティフ・コマーシアル・マレーシア(INOKOM)は今年10月にマレーシア第2の国産バンを発売する。
マハティール首相の立ち会いの下に24日催されたIbex Corp Amalgamated Sdn BhdのEquestrian Association of Malaysia(EAM)に対する賛助契約調印式後、イノコムのアドゥナン・トゥンク・マンソル取締役が語ったところによると、9月18日にマハティール首相の主宰によりクダ州クリムの工場で新車の発表会が催される。
フランスの自動車メーカー、ルノーの技術を取り入れた新車は2200CCのガソリン・エンジンを搭載、商店主等のローエンド・マーケットをターゲットに販促される。同社はディーゼル・エンジン車や韓国Hyundai Motor Co(現代)の技術を応用したトラックの製造も計画している。イノコムにはマレーシア側が70%、ルノーと現代が各15%出資している。マレーシア側持ち分の内30%はブルジャヤ・グループが出資している。(MBT:8/25)