1997-08-25 ArtNo.11759
◆<馬>ライオン/中国企業、サバ州政府とパルプ/製紙合弁
【クアラルンプル】ライオン・グループ、チャイナ・パルプ&ペーパー・インダストリーCo Ltd、サバ州政府は、マハティール首相及び李鵬首相の立ち会いの下、総理府オフィスで、サバ州における林業及びパルプ/製紙事業に関する総額43億Mドル相当の合弁契約を結んだ。
ライオン・グループが22日発表したところによれば、関係プロジェクトの出資率はマレーシア側が60%中国側が40%。パルプ/製紙工場は、年間パルプを75万トン、紙を22万5000トン製造する能力を備え、製品の少なからぬ部分を中国に輸出する。これによりマレーシアは年間少なくとも10億Mドルの外貨を節約できる。
パルプ/製紙工場への原料供給を確保するため、22万haの林業園が設けられ、当該工場への年間380万立米のパルプ用材の供給が目指される。一部の木材は木材下流部門産業に供給される。管理・技術スタッフ200人を含む約6500人が雇用される。州政府は99年リース契約に基づき関係用地を提供すると言う。(NST,STAR,ST,BT:8/23)
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