1997-08-23 ArtNo.11747
◆<印度>与党常任委員会、石油値上げ問題を首相に一任
【ニューデリー】与党統一戦線(UF)の常任委員会が21日の会議で、石油製品の値上げ問題に関する最終決定をグジュラル首相とその内閣に委ねたことから各種石油製品が近く値上げされるものと予想されている。
正確な値上げ幅は明らかでないが、ガソリン、高速ディーゼル油(HSD)、液化石油ガス(LPG)は15-20%値上げされるものと予想されている。
低所得層を保護するこれまでの慣行から、灯油は値上げが回避される可能性もあるが、LPGとディーゼル油は値上げの中心になりそうだ。
過去6ヶ月に及ぶ論議の末、この日の会議では2万2000クローにのぼる石油プール勘定の赤字を解消する何らかの方策が講じられねばならないとの1点で合意が見られた。政府は常任委員会の決定を受けて今日(23)閣議を開き、近くその方針を発表する見通しだ。(TH,ET,IE:8/22)
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