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1997-08-23 ArtNo.11740
◆＜馬＞コマッグ、米国２工場を閉鎖しペナン工場を拡張
【ペナン】コンピューター・ハード・ディスク・ドライブ(HDD)用薄膜メディアの生産で世界をリードするコマグ・インクは、その組織再編計画の下、米国カリフォルニア州ミルピタスの工場2つを閉鎖、サンノゼの工場2つを統合化するとともに、ペナン工場を拡張する。
コマッグが21日発表したところによれば、ミルピタスの小さい方の工場は来月、大きい方は1998年第2四半期末までに閉鎖される。後者の一部スタッフはサンノゼの製造／研究開発(R&D)施設により再雇用される。再編計画は1998年第2四半期末までに完了する。
これにより1998年末までに同社の製品の4分の3は海外で製造され、ペナンとサンノゼ工場は年間約1億1500万ディスクを製造することになる。現在同社は製品の約50％を米国以外の地で製造している。昨年の米国／マレーシア工場からの出荷量は4900万ディスクで、今年第2四半期のそれは1480万ディスクだった。今年の世界生産量は昨年比20％増の4億3000万ディスクと見積もられている。
ミルピタス工場の閉鎖とカリフォルニア州サンタ・ロサ工場におけるサブストレート製造業務への集中で、同社の米国における従業員は16％(350人)縮小、全世界の従業員総数は4600人になると言う。(STAr:8/22)
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