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1997-08-23 ArtNo.11739
◆<星>首相、野党書記長にS$20万賠償請求
【シンガポール】ゴー・チョクトン首相は、名誉毀損訴訟の公判審理の過程でその名誉を一層傷つけられたとし、野党工人党(WP)のジェヤレトナム書記長に当初の請求額15万Sドルに5万Sドルを加算し、合計20万Sドルの賠償支払いを要求した。
首相を代表するトーマス・シールズ弁護士の総括弁論によれば、選挙演説会の席でWP公認候補タン・リャンホン氏の警察への通報の事実を発表した被告の行為は、予め計画されたもので、被告の刑事責任は明白である。加えて被告は今回の公判を利用して法廷の内外で外国人記者や人権組織の代表に繰り返し、警察への通報には全く誹謗的内容は含まれていないと発言、原告の名誉を一層傷つけたと言う。
しかし、被告を代表するジョージ・カーマン弁護士は、「今回の訴訟は明らかな芝居であり、その制作者は首相自身である。タン・リャンホン氏の警察への通報内容を故意に公表したのは首相であり、被告が同通報内容を選挙演説会の席で発表したからと言って誹謗と判定することはできない。仮に被告に名誉毀損の責任が有るとすれば、賠償額はせいぜい1ドルで足りる」と反論した。
一方、タン氏の警察への通報を巡り、別途訴訟を起こした10人の与党指導者とその弁護士は、法廷のアドバイスを受け入れ首相の訴訟公判の判決が下った後に、それぞれの公判審理を行うことに同意した。仮に今回の訴訟で被告の有罪が判決されれば、その後の公判では、最早誹謗がなされたか否かを論議する必要はなく、単に賠償の額だけを審理すれば済むと言う。(ST,LZ:8/22)
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