1997-08-22 ArtNo.11733
◆<印度>自動車メーカーの下請け業者との蜜月時代終焉?
【チェンナイ】多国籍自動車メーカーと地元下請け/納品業者の蜜月時代は終焉し、メーカーらは品質を前面に掲げて支援業界に厳しい要求を突き付けている。
ジェネラル・モーターズ・インディア(GMI)はオペル・アストラの製造に関わるベンダー少なくとも5社を既に切り捨てており、更に最大10社が同様な運命を辿る見通しだ。マヒンドラ・フォード・インディアLtd(MFIL)も早晩エスコートの一部サプライヤーの低品質問題に取り組むものと予想されている。
ヒンドスタン・モーターズの幹部はサプライヤーの切り捨てはこれまで目にされなかったものと語る。しかし多国籍自動車メーカーはインドの支援産業に対して、全般的に満足の意を表明しており、GMIはベンダー3社を本社納品業者候補にリストアップしていると言う。(IE:8/21)
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