1997-08-22 ArtNo.11731
◆<印度>M&M、5年内に1000クロー投じ自動車事業拡張
【アーマダバード】マヒンドラ&マヒンドラ(M&M)は向こう5年間に1000クローを投じて自動車の製造能力を拡張する。
JP Banerjee副社長によると、既存施設の拡張を通じ、年産能力の年率15%の成長実現が目指される。益々過熱する競争に対応し、主に都市の顧客を対象にした新モデルが紹介される。
これらにはArmada Grandと既存Armadaの改良型が含まれる。後者はサスペンションの改良によりバイブレーションのレベルが引き下げられる。この他、今年10月には三菱のL300バン“マヒンドラ・ボイジャー”が発売される。
多目的車両ではシングル・キャブとダブル・キャブの投入が検討されている。軽商用車(LCV)については既にケララとタミールナド両州で、ディーゼル・エンジン、マタドール・タイプの2.5トン車MDI3000キャブ・キングが発売されており、グジャラート州にも近く投入される。
同社の自動車売上の80%は農村に依存しているが、農村地区の景気は好調で、農村部におけるArmadaハードトップの販売台数は昨年度の1万5000台から今年は2万2000台に達するものと見られている。8月の多目的車両の販売は昨年比5%アップしており、9月には7-8%の伸びが期待されていると言う。(ET:8/21)
|