1997-08-22 ArtNo.11730
◆<印度>三菱、ヒンドスタン・モーターズへの出資見合わせ
【ニューデリー】三菱自動車工業はインドにおけるランサー製造事業のパートナー、ヒンドスタン・モーターズLtd(HML)への出資を見合わせるようだ。
三菱自工と既に技術契約を結び、チェンナイの新工場でランサーの製造に乗り出す準備を進めているHMLは、三菱自工に10%のシェアをオファーしていた。インド産ランサーは当初1500CCモデルが1998年半ばに初出荷され、その後2000CCのガソリンとディーゼル・バージョンの製造も予定されている。
インドールにおけるエンジンとギア・ボックスの製造計画は順調に進捗しており、その他の製造作業はチェンナイ近郊のTiruvallurで手がけられる。同プラントでは初年度に8000台、その後年間3万台が製造される。既にベンダー20社と22件の覚書を交換、当初から50%の地元部品使用率の達成が目指される。(IE:8/21)
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